2009/06/21 日曜日

No.339-1 こと言はぬ 木すらあぢさい 諸弟らが 練りの村戸に あざむかえけり

Filed under: 学問, 日常 — Pima @ 18:26:38

 色の変わりやすい紫陽花(あじさい)を人の心に擬えて詠まれた大伴家持の句。

 言葉を言わない木ですらあじさいのように色変わりする。(人の心だってそうなのに)私は手菅に長けた諸弟の言うことに簡単に騙されてしまった。

 という訳。ただ、この歌は解釈が様々でこれは一例に過ぎない。

 最近、あじさいの花にちょっとした思い入れがあるのは、テレビで見た夜の明月院の映像の所為だろうか?素晴らしい・・・映画でもあんな景色は無いですよ。
 来年の梅雨時、東京に住んでいれば鎌倉まで足をのばして見に行きたいものです。

 それはいいとして、初夏に入って、僕も何だかあじさいの如く色が変わってしまったような気がします。

 あれだけ熱心だった生物学習にやる気が起きなかったり、槇原敬之を聴かなくなったり、徹夜はしない主義だったのにゆうべ寝たのは4時だし(既に夜が明けてました)、人間関係、気になる人もターゲットが70°違う方向にいってしまったり。

 「バカの壁」で万物流転という言葉を何度も目にしましたが、それを強く感じます。

 人の心も物も立ち止まること無く皆動いているのです。ただ、動いても変わらないものもあります。僕の将来に対する願望も半年前から全く変化してませんし、ある後輩を思いっきり嫌う気持ちも変化してません。

 変わる物と変わらない物、この2つとうまく付き合いながら学問の極みを目指して精進するのが僕の仕事のようです。

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