2008/05/09 金曜日

No.151 今日の道新夕刊で

Filed under: 政治経済, 道路 — Pima @ 22:30:43

 No.140No.106No.46で紹介した湯内トンネル。
 今日の道新夕刊でその対費用効果を疑問視する記事が出ていた。

 総工費は124億円。

 湯内トンネルを含むr98旭川多度志線は新聞にも書かれていたが、旭川~留萌間の「裏道」の性格が強い。その為改良の恩恵を受ける地域が狭いのではないかという意見。更に深川留萌道・道央道といった高規格道路の整備が進み、以前ほどの需要が無いのではないかという意見。

 この意見は正論だ。深川留萌道の延伸によって道央道経由で留萌へ向かう人も増えつつあるし、交通量が分散され国道も走りやすくなったから、需要は以前ほど多くない。

 だがそれは深川以西の話。神居古潭はどうだろうか?
 道央道を別にすれば、国道が走りやすくなっても、12号線の神居古潭は代替ルートがr98に限られるため結局は交通量が多くなるし、走行速度も低下する。ましてや事故・大雨などで通行止めになったら道央道を通行するか大回りしなければならない。それが冬季だったら・・・、凄まじいことになる。

 r98の狙いは旭川~留萌の時間短縮ではなく、むしろ国道12号代替ルートの強化に重点を置いているのではないかと思われる。

 また、記事の最後には「更に金をかけて延伸中の深川留萌道の意義が薄れる」とあるが、それは間違い。r98を使って旭川~留萌へ向かう場合、幌糠の手前、峠下か沼田でR233に出なければならない。深川留萌道の残りの区間は留萌幌糠~留萌で、裏道を通ってもいずれは幌糠~留萌はR233の走行を余儀なくされる。そのため深川留萌道の延伸は決して無意味ではない。

 長期的にはそれなりに見合った効果が出てくるし、旭川~幌加内間の交通も線形の酷いr72を避けr98、R275(トンネル工事中)を通れば距離は長くても快適になる。開通から半月で対費用効果を疑うのは如何なものかと思われる。

 ちなみにその湯内トンネル、もしかしたら今週末に通ってこれるかも。

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